片麻痺の肩関節に対するポジショニング【脳卒中リハビリ 南林間駅 大和 みらい整体院】
理学療法士として10年間リハビリテーション分野に関する臨床・研究を行なってきました廣田雄也です。
ブログにお越し頂きまして誠に有難う御座います。
片麻痺の肩関節に対するポジショニング【脳卒中リハビリ】
脳卒中後遺症として麻痺を生じる場合が多々あります。麻痺は重症度により生活に与える影響も様々です。
今回注目する肩関節は麻痺だけでなく、二次的な痛みを伴いやすい部位でもあります。そのため、寝ている時や座っている時のポジショニングが重要視されます。
- 寝ている時に肩の下にタオルやクッションを入れている
- 車椅子に座っている時に三角巾を着けている
- 車椅子に座っている時に麻痺した腕を反対の腕で常に持っている
心当たりのある方は要注意ですよ!逆効果かもしれません!
上記に該当する方は是非ブログを参考にしていただけると幸いです。
肩の下にタオルやクッションを入れる
これは非常に多く見られます!何で入れるんですかね?
おそらく一番は肩が亜脱臼しているからです。
治療家は亜脱臼を嫌います。それを聞かされた患者様もタオルを肩の下に入れて当たり前だと認識します。
一概に悪いことではありませんが、痛みがないのにタオルを肩の下に入れることは余計に肩の形を崩すきっかけにもなります。
脳卒中を起こす前の寝ている自分の姿を思い返してください。
片方の肩の下に何か敷いていたら寝苦しく感じていたはずです。
三角巾を着けている
写真を見るとわかりますが
- 腕が前に吊られている
- 肩が前に引っ張られる
この2点が非常に悪影響となります。
腕が前に吊られることで腕の重みが腰に対する負担となります。また、肩が前に出ていることで肩周りの筋肉は硬くなります。
麻痺した腕を反対の腕で持つ場合も同様の状況が起こります。
まとめ
痛みのない場合には基本的に何も装着しないことをお勧めします。
亜脱臼や高次脳機能障害の程度にもよりますので一概には言えませんが…
しかし、臨床経験上では肩の管理を過剰に気をつけすぎて機能改善の妨げになっている方が多く見受けられます。
今回のブログの内容から肩のポジショニングを考慮していただけると幸いです。
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